ソマリア沖護衛官活動 ステップ1

ニュース発表はHちゃん。旬の話題を取り上げてくれました。

「足利事件 菅家さん釈放」

「DNA鑑定の信用性」「取り調べでの自白強要」等が問題点としてあげられました。

今後菅家さんは「許さない」という気持ちを持ったまま、残り人生を生きていくのでしょうか?
「もし、菅家さんだったら…?」という問いかけに、
子ども達は皆、「許さない」と異口同音に言っていました。

「許さない」という負のエネルギーが、人生にどんな影響を与えるのか? 
別の機会に話し合いたいトピックとなりました。

さて、今回は

「ソマリア沖護衛官活動」

ステップ1で検証してみる事に。

子ども達には、先週渡した朝日新聞の切り抜きを事前に読み、ステップ1をあげてくる
という課題を出してありました。

難しい漢字続出、意味不明続出、だったことでしょう。
その課題を子ども達が自主的に取り組むことで、「問題解決力」が養われていきます。

いったい何が問題なのか?

「ソマリア沖に出没する海賊に、日本も自衛隊法に基づき護衛官2隻を派遣。
しかし、海上自衛隊は、巧妙さを増す海賊に難しい対応を迫られている。」
(朝日新聞抜粋2009.06.08)

子ども達からは
1.レーダーの性能が悪いので、海賊船を捕まえずらいかもしれない。
2.ソマリアは無政府状態で取り締まり能力が無いので、海賊は減らないかもしれない。
3.ソマリアでは、長引く内戦で産業が乏しく、仕事につけない人が多いので、もっと海賊になる人が増えるかもしれない。
4.海賊を捕まえても通訳する人がいないので、法の取り締まりが難しいかもしれない。
5.武器を持っている海賊に対し、自衛隊は攻撃できないので、海賊に対し対処できないかもしれない。
6.海賊がなくなるまで続けるなら「終わりなき任務」になるので、派遣された自衛隊の人達はずっとこの先帰って来れないかもしれない。

という意見が寄せられました。

「ソマリアの現状」や「自衛隊の直近の困り事」はしっかりあげられていました。

さて、ではこの問題の核心はなんなのか?

自衛隊は「日本を防衛する」任務を負ったものである。
ソマリア沖での護衛活動は日本と無関係の外国船も護衛することもあり、
日本国憲法で禁止されている「海外での武力行使」を犯してしまうかもしれない。
そうなると、日本が戦争を始めるきっかけを作ってしまう可能性がある。

と私は考えました。

もちろん、ソマリアの現況も苦慮すべき問題です。
ただここに「自衛隊」という特別な国の機関がどう関与しているのか、
日本の置かれた位置、それを見ることがポイントと考えたからです。

子ども達は、日本の憲法に「戦争放棄」という条項があることは知っていました。
今回、日本国憲法と自衛隊活動が結びつき「日本は危ない橋を渡っている」という認識は持ったようです。

新聞記事では、核心的な問題をより鮮明にするため、詳細な出来事を書いています。
「レーダーの性能」「海賊の見分け方」「護衛船の速さ」等等…
この詳細な説明から、どう重要問題を捕らえていくか、が問題です。

「読み取る力」をつけ「問題点」を発見する恰好な材料として、ニュース&新聞の活用を今後も行っていきます。


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