Zen Cookery Short Course@Schumacher College inUK

シューマッハーカレッジへ

シューマッハーカレッジへ

持続可能な社会づくりを目指し創設されたシューマッハー カレッジ。ロンドンから急行電車で3時間程の郊外にあります。

今回私が受講したのは、Zen Cookery Short Course(禅料理 ショートコース・5月20日(月)〜24日(金))。主人の仕事関係の方であり、師匠と慕っている精進料理家・棚橋氏が、禅料理の講義&実習を致しました。

宿泊した寮

宿泊した寮

カレッジ本館集会ホール

カレッジ本館集会ホール

昨年「スモール・イズ・ビューティフル」(by E・F・シューマッハー)を読み、この学校にいつかは行ってみたい、と思っていた私には、まさに渡りに船。この学校の生活を体験し、師匠の料理講義&実習もできる、またとない機会となりました。

丘の中腹にある森と牧草地。その広大な自然の中に包み込まれたかのように、この学校があります。鳥のさえずり、ハチの羽音、風の調べ。全てが調和し、ゆったりと時が流れていく、そんな場所…。

この自然に囲まれた環境で、これからゆったりとした時間が流れるのだろうなあ、そんな妄想を、まさに到着前まで抱いていた私。しかし、しかしです…..!! この妄想が見事なほど嬉しく裏切られる結果となりました(笑)。

図書館

図書館

到着したその日からハードスケジュール>< 英国は現在夏時間。夜21:00頃まで外が明るい!! 時間の感覚、全〜くなくなります(笑)。そのおかげで、本当に中身がぎゅ〜っと凝縮されたような1週間、まさに200%充実の時間を過ごすことができました。ここでしか体験出来ないことのてんこ盛り。でもそれでも足りない。また戻って来たいと思っています♪

講演会「Happinessとは?」

講演会「Happinessとは?」

1日目のスペシャルイベントは、「Happiness(幸せ)とは?」。ブータンのGNH(国民総幸福量)センターのコーディネーターをされているDr. Ha Vinh Tho氏の講演会。近隣の町の方も集い、Thoさんのお話を聞きました。夜8:00〜10:00過ぎまで行われました!!

経済的豊かさを表す時、各国では、

幸せの方法なんてない。 幸せが方法だから...

幸せの方法なんてない。
幸せが方法だから…

GDP(国民総生産)を使用します。1年間でどれだけの財・サービスを生産したか、その成長率を見るのですね。このモノサシが本当に各国の豊かさを計れるのか、昨今疑問視されてきています。

その代わりとして、GNH(国民総幸福量)が注目を集めるようになってきています。

GNHとは「精神面での豊かさを「値」として、或る国の国民の社会・文化生活を国際社会の中で評価・比較・考察することを目的としています。」(by Wikipedia)

つまり、国民の幸せを「お金」でなく「心」で計るモノサシです。このモノサシをブータンだけでなく、諸外国にも広めていこう、とDr. Tho氏は世界各地を巡っています。

キッチンスタッフ&グループ

キッチンスタッフ&グループ

2日目以降の日課、07:00〜活動スタート。カレッジの朝は瞑想で始まります。瞑想ルームで静かに目を閉じ、鳥のさえずりを聞きながら、30分間。心が静かに落ち着く、かけがえのない時間となりました。

そして朝食後、朝のミーティング、朝ワーク!!

ごま擦り中!!

ごま擦り中!!

ちらし寿司、みそ汁、野菜の和え物

ちらし寿司、みそ汁、野菜の和え物

カレッジでは、生活すること自体が学ぶこと。朝ワークはガーデニング、クリーニング、クッキングと3種類あり、違うコースやスタッフの人達とも恊働作業ができる格好の場。同じ作業を行うことで、仲間意識も芽生えます。

そして、いよいよ今回のコースの特色であるZen cookingの実習。この実習で作っていた料理は、滞在期間中、カレッジの生徒のランチとなりました^^ みそ汁、ちらし寿司、ゴマ豆腐、あんかけ蕎麦、和風カレー、糠漬けetc… Zen(禅)なので、肉や魚は使いません。

カレッジはベジタリアンクッキングで有名な所。ほとんどの食材をカレッジのガーデンで育てています。外から購入するのも、オーガニックなもののみ。私は特にベジタリアンでは無いのですが、肉や魚が無くても全く物足りなさを感じさ

棚橋氏(右)、クマール氏(中央)

棚橋氏(右)、クマール氏(中央)

せない食事でした。それどころか、野菜が新鮮で、味が最高においしい!! 素材の味のおいしさを満喫しました!!

Zen コースの圧巻は、棚橋氏とカレッジ創設者S.クマール氏の料理の共演!! 棚橋氏は和風カレーを、クマール氏はインド(パキスタン)カレーを、私たち生徒に指導して下さいました!! クマール氏というより、皆が”サティッシュ”と名前で呼ぶほど、フレンドリーで気さくな方。現在76歳というこの小さな華奢なおじいさん

インドのパン!?を揚げてます

インドのパン!?を揚げてます

(失礼!?)に、どうして人を惹き付けてはおかない魅力や、世界各地をまわり心の平和を訴えるパワーが生まれてくるのか。彼の瞳の奥に、少年のような好奇心と、心の奥深くまで見通せる魔法の玉があるのかもしれません。

このサティッシュの洞察力や寛容さは、4日目の暖炉を囲んだ講談で惜しみなく聞き、見ることが出来ました。その夜の静かなそして、パワフルな話しは、私の心

Zen Cookery Courseの仲間&スタッフ

サティッシュさんを囲み、Zen Cookery Courseの仲間&スタッフ

の中にじわーっとしみ込み、これからずっと、小さな灯をともし続けることになりそうです。

世界中から、様々な人達が、持続可能な地球を創ろうとこの学校にやってきます。そんな人達とカフェで、ガーデンで、クラスで、寝食をともにできたこの1週間。”私たち(人間)は自然界の所有者なんかじゃなく、自然界という大きな家族の一員”。そんな思いがすとん、と心に落ちた日々となりました。

今瞬間の世界を心地よく生き、未来を生きるこどもたちに、それをバトンタッチできるよう、これから愉しく模索していきます^^

P.s.今回の旅は、あまりにもたくさんの出会いと気づきがあり、全てをここに記すには、難しいと悟りました(汗)。折に触れブログに掲載していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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